ビットコインやイーサリアムだけじゃない!存在感を増すアルトコイン

新たに仮想通貨取引に参加する人が増えているのは、それだけ多くの可能性を秘めているからです。仮想通貨の代表的な銘柄といえば、ビットコインやイーサリアムを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

世界各国において、通貨に代わって決済手段としての役割を果たすケースも増えてきました。日本では副業解禁の流れが加速する中において、サラリーマンの多くが加速通貨取引に乗り出す動きも見られます。

多種多様なコインが生まれていますが、ドージコインも仮想通貨ファンにはお馴染みのコインかもしれません。

そもそも、ドージコインは2013年に産声をあげた銘柄であり、柴犬をモチーフにしたデザインが印象的です。登場すると同時に多くの投資家たちに注目されます。まだまだ、ビットコインやイーサリアムなどには及ばないものの、2021年5月時点の時価総額はおよそ10兆円程度まで膨らんでいます。

ドージコインをめぐる動きとしては、2013年12月に起こったことが大変に衝撃的といえるでしょう。僅か72時間の間に、300%に迫るほどの暴騰局面を迎えることになったのです。
このような異常とも思えるような値動きの背景には何があったのでしょうか。
実はここでも、アメリカと肩を並べるほどの大国となった中国の影響が大きいといえます。

このときに中国はビットコインなどの一部の仮想通貨銘柄の売買中止に踏み切ったのです。独裁政治として知られる中国では、民主主義の代表格でもある日本の金融サービスとは全く異なります。ビットコインが一気に下落を見せる一方で、絶好の投資先となったドージコインにたくさんの買注文が入ることになりました。暴騰したドージコインですが、その後一気に暴落局面を迎えます。

2021年に入ると、ビットコインやイーサリアムのみならず、複数のコインに買い注文が入ります。
先進国のみならず、多くの発展途上国でも仮想通貨取引をする人が増加傾向を見せています。
このような仮想通貨への資金流入の原動力となったのが、イーロンマスク氏など、アメリカの資本家たちの存在です。

イーロンマスク氏については、自動車メーカー「テスラ」の創業者として有名であり、アマゾン社の創業者と共に、影響力の大きさが話題を呼んできました。特筆すべきは、イーロンマスク氏らが、SNS上で「ドージコイン推し」を表明したところ、一気にドージコインの価格が上昇をみせたという事実があることです。